【お悩み】非正規職員になったら借入限度額が減らされてしまいました

Q.60歳になり定年退職した後も、嘱託職員として同じ職場で働いています。正社員として退職金は出ましたが住宅ローンの繰上げ返済に回しまして、多くは残っていません。収入も嘱託扱いになって減収となっています。カードローンの規約にあったのでその状況を届け出たところ、借入の限度額が50万から10万円にまで減らされてしまいました。これは報告せずに黙っていればよかったのでしょうか。

A.規約どおりにお勤めに変更があったことを届け出るのは当然のこととはいえ、放置する人も多いとか。そもそも、そんな規約があることすら知らない利用者も多いくらいですから、よく契約内容を把握されていらっしゃると敬服します。

カードローンが減額になったとのことですが、消費者金融や信販会社は3ヶ月に1度は利用者に与えている限度額が適正かを見直すことになっていますので、おそらく申告によって収入額と限度額のバランスをとるために減額となったのでしょう。報告せずに黙っているのは規約違反ですから、たとえ減額されたとしても、それなら申告しなければ良かったと考えるのはやめようじゃありませんか。正しく申告して、それで減額されたのなら仕方のないこと。むしろ限度額がゼロにならなくて良かったと考えた方が精神衛生上いいことですよ。

定年まで正社員として働いてこられたというのですら、今後支給される年金も国民年金の被保険者よりも多くなることはまちがいないでしょうし、退職金の残りもあるとのこと。豪遊、浪費をしなければ、10万円のカードローンがあれば十分に生活もできると思われますがいかがでしょうか?

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