【ご質問】銀行と消費者金融のカードローンって何が違うの?

Q.友人の結婚式がたて続きにあり、財布がピンチになりそうです。ご祝儀をボーナス払いにする訳にもいかないので、キャッシングを考え始めたのですが、銀行と消費者金融のカードローンの違いがよく解りません。どの様な違いがあるのでしょうか?

A.銀行のカードローンと消費者金融のカードローンの大きな違いは「総量規制」が適応されるか、されないか、と言う事でしょう。「総量規制」とは年収の3分の1までしか借りられない&貸せないと言う、貸金業法の中の1つの法律です。銀行は銀行法に基づき、消費者金融は貸金業法に基づいて個人向けに融資を行っているので、「総量規制」が適応されるのは消費者金融のみなのです。例えば年収300万円の人が150万円の借り入れをしたいと思っているとしたら、消費者金融では借りる事が出来ませんが、銀行なら借りられる可能性があると言う訳です。

また、申込み資格にも違いが見られます。銀行も消費者金融も各社それぞれに年齢制限と条件を付けています。年齢はどちらも20歳~60歳前後と言う所が多い様です。一部では18歳以上OKとしている処もあります。条件は、消費者金融会社は「安定した収入の有る方」としている処が殆どですので、専業主婦は借りられない処が殆どです。銀行は、配偶者に安定した収入があると証明が出来れば、専業主婦でも融資を行っている処が多い様です。

どちらも融資を受ける場合には審査が必要ですが、銀行の方が審査は厳しいと言えるでしょう。

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